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無料情報散漫時代!あなたno知識更新!

左右対称にトレーニングできていますか?!
そばにいますか?
正しい知識を更新している現役の専門家

効率の良いバランスの取れた筋肉を育てるために、どちらの筋肉を優先的に鍛えたほうが良い?

バランスの取れた筋肉を育てるためには、やはりインナーマッスルを中心にメニューを組み立てたほうが良いですね。
そもそもインナーマッスルトレーニングは、アウターマッスルにもしっかり効いているからです。



インナーマッスルが無い状態で、アウターマッスルトレーニングの時間が多いとどうなる?

インナーマッスルとアウターマッスルの筋力差で起こる有名なのが、インピンジメント症候群、肩関節周囲炎(五十肩)、関節唇障害、などです。

肩や胸の筋肉が大きく発達しているにも関わらず、肩を動かすと、奥に引っかかりを感じる方が多いのは大体このパターンです。

プロスポーツ選手でも、パワーを出したいために、アウターマッスルのトレーニングをして、一時はすごい出力が出せても、その後、怪我で引退する方が多いのもそのためです。

関節の奥にあるインナーマッスルをしっかり機能させないと、関節面の摩耗を引き起こし、痛みに繋がります。


多種目での両立は可能?

そもそも、インナーマッスルトレーニングだけをする、というのがほぼ不可能なのです。

インナーマッスルは、連動的に動かすことで機能するものですから、アウターマッスルも当然使います。
ですから、重要なことは、いろいろな動きを取り入れること。

ダンベルで、ずっと同じ動きだけをして筋肉を鍛えていくよりも、ピラティスやヨガ、ダンスのような全身運動を取り入れながら、効率的にバランス良く鍛えていくのが良いと思います。


インナーマッスルを育てている時に、アウタートレーニングをするとどうなりますか?

アウターマッスルのトレーニングが多すぎると、インナーマッスルの動きが制限されます。
その結果、関節の動きが悪くなります。

例えば、背骨の中にあるインナーマッスルは、椎間板ヘルニアを防止したり、背骨の生理的S字湾曲を形成するのに機能しています。

これが、アウターマッスルが強すぎると押しつぶされ、椎間板ヘルニアなどを引き起こします。
アウターマッスルトレーニングをする場合でも、プロの指導の元無理をしないで行うことが重要です。

インナーマッスルが押しつぶされ、軟骨や関節に過剰負荷がかかるような状態になった場合には、トレーニングを中止する判断が必要です。


また、トレーニングの頻度や比率はどのくらいにしたらインナーマッスル優位になりますか?

割合というのは、厳密には言えませんが、頻度としては、まずはインナーマッスルトレーニングを中心に行い、その後足りない部分をアウターマッスルトレーニングで補うイメージで良いと思います。

ピラティス考案者のジョセフピラティスさんは、前編に説明した通り、脳の再教育であるピラティスメソッド(学問)は、週4回必要とエビデンスを持っています。

例えば、ジムで一生懸命痩せようとアウターマッスルトレーニングを最初に行うと、どんどん脚は太くなり、お腹も凹まない、なんてことが起きます。

これは、インナーマッスルのトレーニングを最初に取り入れなかったため、奥の脂肪組織の燃焼が起きず、外側の筋肉だけが発達するからです。

ピラティスでは、骨格改善から始まり、左右対称、前後対称距離、上半身と下半身のバランスを整えながらインナーマッスル優位にトレーニングをします。

そのため、細く長く広く、引き締まったカラダ、というのが作られます。

その上で、大きくしたい部位をアウターマッスルトレーニングで徐々に強化していけば良いのです。

勿論、ピラティスでアウターマッスルトレーニングもできるため、より完成度の高い体、自由自在にコントロールできる体に導くことができます。

 
2022/02/05